株式投資の激しい値動きに疲れたあなたへ贈る最高の投資戦略

コラム

こんにちは!えいたそです!

米長期債利回り上昇やバリュー株へのローテーションを材料に、2021年2月中旬から約1ヵ月以上もの間、ハイテク株を中心としたバリュエーションの高い銘柄は下落局面に入りました。

下落局面を乗り越えるための投資戦略で頭を抱えたり、激しい値動きのせいで夜中に目が覚めて市場をチェックしたり、仕事やプライベートでついつい投資のことを考えてしまったり….と、日々の生活に支障をきたしている方が多いのではないでしょうか。

そこで、私がおすすめする投資戦略は何もしないことです。

これは、より良い成果を達成する秘訣であり、なにより投資活動をこれからも継続させるための、プロも活用する優れた投資戦略なのです。

市場から一旦離れ、一呼吸置くことは様々な効果を発揮します。

激しい値動きに疲れたあなたの心を癒し、最適な投資活動ができるようになるために、何もしないことで得られる3つの効果をご紹介します!

1.次のチャンスに乗れる

下落相場において、損切りや縮小してしまった含み益を眺めることはひどく心が痛むでしょう。しかし、手仕舞いをして現金を確保したのちに小休止を挟んだり、何もせず静観することは次の収益機会の蓄えを意味する優秀な投資戦略なのです。

下落相場が最終的に底をついて反転に転じ、次なるビッグチャンスが来た時に必要なものは「勇気」ではなく、「現金」なのです。サーフィンでビッグウェーブが来たにも関わらず、ボードを持っていないのではまったく意味がありません。

現金を持ち、下落局面を静観することは大きな損失から自分を防衛するだけではなく、多額の利益を生むチャンスを作っているのだ!というマインドを持ちドンと構えておきましょう。

2.健全なトレードが出来るようになる

インフルエンサーのオススメ企業や投資家コミュニティ内で話題沸騰中の企業を、あまり考えずに買い漁ったりしていませんか?特段理由なく買った銘柄が下落した際には紹介した人を責めたくなるものです。しかし、投資はすべて自己責任です。買うまでの経緯は人それぞれですが、実際に注文ボタンを押しているのは他の誰でもない、あなた自身なのです。

何もしない投資戦略で得られるものは「時間」です。市場を静観している間、今までの投資活動の成功や失敗を振り返って今後の糧にしたり、次なるチャンスが来た時にどのような戦略で投資を行うのか考えることが出来る「時間」が手に入るのです。

考えておくべき具体的な投資戦略やルールを紹介しますので参考にされてみてください。

気になる企業のファンダメンタル、テクニカル調査

ポジションの取り方を考える(タイミング、保有割合など)

理由のある損切りラインの設定

投資開始~手仕舞いまでのイメージを描く

大量に抱えたポジションの頻繁な売買戦略立てや、値動きに踊らされる毎日は時間も余裕もなくなり、健全なトレードが出来ない環境になってしまいがちです。ギャンブルではなく、投資を行うために時間を作って頭の中を整理整頓し、規律正しい投資戦略を考えてみてはどうでしょうか。

3.空いた時間で学習することが出来る

株式市場はこれから先も続き、おそらく無くなることは無いでしょう。すなわち焦らなくとも、何度でもチャンスはやってくるということです。人生はこれからも続くのに、嵐の日にわざわざ外を出歩かなくても良いのです。嵐の日にだけ現れるお宝は確かに魅力があるかもしれませんが、お宝を探し回ると無数の危険があなたに襲い掛かり、二度と家に帰れなくなる大事故に繋がりかねません。

あなたが嵐をものともしない熟練された投資家でなければ、嵐が通り過ぎ、晴れた日に動き回れるよう安全な家で「知識」を蓄えてみてはどうでしょうか。

言い換えれば、市場から一旦離れて静止している時は新しい知識を取り入れて自分をグレードアップさせる絶好のチャンスであると言えるのです。

知識が不足している項目を洗い出し、補強する

本を読む

投資系YouTubeをみる

セミナーに参加する

偉大な投資家の生き様や格言に耳を傾ける。

方法は何でもあります。経験も需要ですが、知識がないと厳しい市場では戦えないのです。

休憩を挟んで頭も心もリフレッシュし、自分をグレードアップさせたなら過去の自分を超えられるはずです。

投資の神様ウォーレンバフェットは成功するための方法を質問された時にこう答えました。「私が思う最高の投資は、自分に投資をすることだ。」神様が言うのだから、間違いないのかもしれませんね。

おわりに

いかがだったでしょうか?「行動力」は目的を達成するために必要であり、理想とされます。しかし、走り続けるためにはバランス感覚を見失ってはならないのです。その意味で、行動することが重要であるならば、何もしないことも重要であると言えるでしょう。

本日の記事は以上です。

読んでいただきありがとうございました!







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