クリーンエネルギーETF【ICLN】【QCLN】【PBW】分析比較!

テクニカル分析

こんにちは!えいたそです!

ここ数か月、下落トレンドが続いているクリーンエネルギーETF【IQLN】【QCLN】【PBW】のテクニカル分析と比較をしてみました!ぜひご覧ください!

分析の前に、各ETF組み入れ上位銘柄を確認しておきましょう。

【ICLN】

【QCLN】

【PBW】



それでは、3つのチャートを眺めてみましょう。

【ICLN】

【QCLN】

【PBW】

・下落トレンド突入日と移動平均線

上段のローソク足チャートを見てみると、【ICLN】は2020年1月8日に最高値を付けた後、下落トレンドに突入したのに対し、【QCLN】【PBW】は2020年2月10日でありやや違いがあることが確認できます。

【ICLN】は100日移動平均線を下回りしていますが、【QCLN】【PBW】は100日移動平均線を上回して推移しています。

・出来高

上段棒グラフの出来高はどうでしょうか。(売買が成立した株数。注目度や売買の活発さを表します。)

3月9~11日の3日間上昇していますが、買われた日より売られた日の方が出来高が多く買いの圧力が高いとは言えそうにもありません。

・RSI(相対力指数)

中段のRSIはどうでしょうか。(一般的に70~80を超えると買われすぎ、30~20を下回ると売られすぎと判断されます。)

  • 【ICLN】45.37
  • 【QCLN】48.37
  • 【PBW】48.08

3つとも同じ水準で、いずれも50を下回ってますから、まだ下落トレンドの最中であると見ます。

・MACD(移動平均収束拡散

下段のMACDはどうでしょうか(・価格の変化に敏感なMACDライン(青色)が、変化に緩やかに反応するシグナルライン(オレンジ色)を下から上に突き抜けたときが買い。・MACDライン(青色)がシグナルライン(オレンジ色)を上から下に突き抜けたときが売り、の2つが売買のタイミングとして一般的です。)

3つとも線が交わろうとする直前です。青線がオレンジ色線を下から上に突き抜け、RSIが50を突破してくると上昇トレンドに変わったという判断材料になりそうです。

・空売り比率

空売り比率はどうでしょうか

【ICLN】

【QCLN】

【PBW】

  • 【ICLN】20.02
  • 【QCLN】21.42
  • 【PBW】33.39

いずれも過去の平均よりやや低めであり、買い戻しによる上昇圧力はそこまで期待できそうにもありませんが、そのなかでもPBWが33で、他2つより高いことが確認できました。

さいごに

米長期金利の急上昇がいったん落ち着き、ナスダック指数の回復とともにこれらのETFも回復しましたが、過去最高値に向かっての上昇トレンドに入ったと判断するにはあと一歩だと感じました。

「クリーンエネルギー」テーマは2020年後半の時より薄れてきている印象ですが、バイデン政権は環境対策を重要視していますから、もう少し様子を見続けてトレンドの見極めと投資判断をしたいと思います。

投資は自己責任です!これらの分析は参考程度にお願いいたします。

以上で今日の記事は終了です。

読んでいただきありがとうございました!





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