こんにちは!えいたそです!
金(ゴールド)はなぜ、2020年8月より下落の続くトレンドなのか?
と思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
✅なぜ金価格は下落を続けているのか
✅短期、長期的な分析はどうか
✅どうアクションをとるか
を、簡単にまとめていますので是非ご覧ください!
2020年8月以降の金相場
「株価暴落!安全資産ゴールドの時代!!」
「異次元金融緩和!インフレ到来!ゴールドを買え!!」
「コモディティサイクル到来!最強ゴールド投資!!」
20年7月より投資を始めた自分「ゴールドの時代!金を買うンゴ!!」
21年2月資産を眺める自分「え・・・詐欺ンゴ???」
そう、私だけではないはず。ゴールドビッグウェーブに乗ろうと数日前からサーフボードを磨き上げ、いざ海にでるとまさかの鬼シケ。周りを見渡すとハイテクグロース株で爆益ツイートのパーティ。金価格は20年8月をピークに値下がりを続けているのです。
バンク・オブ・アメリカのアナリストは20年4月時点で金相場の目標価格を3000ドルと発表しましたが、同年中この目標を引き下げました。
ゴールドを保有しており不安を抱えている(自分)、これから投資をしたいが下落トレンドで怖い
といった方が多いのではないのでしょうか。
これまでとこれからの分析を行い、どうするかまでを考えてみましょう。
なぜ金価格は下落を続けているのか?
なぜ金価格は下落を続けているのか?様々なニュースサイトや評論家の意見をまとめました↓
・債券利回りの順調な上昇
・ドル高(21年2月現在1ドル=105.3円)
・ビットコインへの関心
・ハイテク株への熱狂
などの様々な理由から、他の貴金属は上昇を続ける一方、ゴールドは一方的な下がりトレンドなのです。
短期的、長期的分析はどうか
短期的では引き続き下落が続くと思います。
・ドルの上昇
米ドルのチャートを眺めると、トレンドアップのダブルボトムを形成していることが確認できます。2月26日にはDXY(米ドル指数)が+0.82%と大きく上昇してます。
短期的にはドルは上昇(金価格は下落)する公算が大きいと思います。

・債券利回りの上昇
コロナ新規感染者人数は下落、ワクチン接種人数は順調に上昇しており、景気回復の見通しから米長期債利回りは1.4%付近まで急上昇しました。ここ2週間程度でハイテク株を保有している方はダメージを受けたのではないでしょうか?
金利の上昇は金利を生まないゴールドにとって逆風となります。
(日足RSI(相対力指数)は80で反発した為、一時的に上昇は落ち着くか・・・?)

長期的な分析としては投資を始める(続ける)理由があります。
・マネーサプライの膨張
新型コロナウイルスの影響で各国の政府は経済支援のため、マネーサプライ(通貨供給量)を爆発的に増やしています。
このグラフを見ると米国のマネーサプライはコロナショック以降急増していることがわかります。

そして歴史的に見るとマネーサプライの膨張は金価格を上昇させる傾向にあるのです。
現在マネーサプライに対する金価格の割合は低水準にあることがわかります。

「金価格が2倍3倍に上昇する可能性も」元ウォール街投資家の市場予測 | ゴールド投資 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)より
・暴落時の保険
「有事の金」と言われるように様々な暴落に対してゴールドは買われてきた歴史があります。

(上オレンジ色チャートは金先物、下ローソク足チャートはS&P500指数)
2008年リーマンショック、2015年チャイナショック、2020年コロナショックと株式市場が暴落する時は金の価格が値上がりしていることがわかると思います。
ここ最近はバブル相場で、近い将来大暴落が来る!と騒がれていますが、実際に暴落が起こってしまった際は株(リスク資産)に対するヘッジ(保険)になります。
ゴールド投資、どうアクションをとるか?
さあ、ゴールド投資はどうするか?
投資は自己責任です。ここからは私の個人的な意見ですので、参考程度にご覧ください。
私は短期的には「ノータッチ」、長期的には「買い」の戦略を取るつもりです。
長期的な目線で見ると金価格は上昇する公算が大きいですから、少額でも毎月積み立て投資を行い(ドルコスト平均法)、次の上昇トレンドに備えて安全資産を増やしていきます。
株価暴落の保険をかけていると思えば、メンタル面もケアすることができます。
今回の記事は以上になります。
読んでいただきありがとうございました!
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